<微小ループアンテナの知識>
2007/10/11 日記<微小ループアンテナ>
微小ループアンテナ
微小ループアンテナ(びしょうループアンテナ)とは、周囲長が波長に対して非常に短いループアンテナの一種である。スモールループアンテナ、マグネチックループアンテナとも呼ばれる。ただし、動作原理はループアンテナと異なる。多くの場合、周囲長は受信用で1/10波長以下、送信用で1/4波長以下である。特に日本では、『アパマンハム』(アパート、マンションなど集合住宅から運用するアマチュア無線家)という言葉に象徴されるような、アンテナを設置するスペースが確保できない無線愛好家が多く、微小ループアンテナなどの小型アンテナに対する需要が高い。そのため研究や試作が盛んに行われている。エレメントとなるループの一部にマッチング_(無線工学)|マッチング回路を通して給電し、その反対側に可変コンデンサを接続した構造である。エレメントはわずかな変形でもインダクタンスが変化し、特性に影響を与えるため、金属製の棒やパイプで丈夫に作られている。共振周波数は可変コンデンサにより調整する。周囲長が波長よりも短くなるほど、使用できる周波数範囲が狭くなる。指向性はループの面に直角な方向で最大となり、ループの面上の方向でゼロとなる。他のほとんどのアンテナとは異なり、このアンテナは電場|電界の代わりに磁場|磁界を検出する。そのため、電気的なノイズを非常に受けにくい。波長に対して非常に小さなサイズのため、送信に用いる場合に給電線がアンテナの一部として動作し、給電線に高電圧が発生して危険が生ずる可能性がある。それを防ぐためバラン_(電子工学)|フロートバランを通して給電する。
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