<識別信号の知識>
2007/11/11 日記<識別信号>
識別信号
識別信号(しきべつしんごう)とは、無線局を識別するための一意の文字列である。日本に於いては総務省(窓口は総合通信局|各総合通信局および沖縄総合通信事務所)から指定され、下記に掲げるものより構成されると電波法施行規則に規定されている。#呼出符号(標識符号を含む)
標識符号
呼出名称
呼出符号
コールサイン(call sign、今日ではcallsignと一語にする方が一般的)と呼ばれる事も多い。呼出符号に用いる先頭文字列は国際電気通信連合が各国に割り当てており、日本にはJA-JS、7J-7N、8J-8Nが割り当てられ、次のような原則で各無線局に割り振られる。他国の例については、世界のコールサイン割り当て一覧を参照。
放送局
中波放送・超短波放送(#コミュニティ放送|コミュニティ放送を除く)・テレビジョン放送
"JO"+アルファベット2文字(中波放送)付加記号として、
が末尾に付される。日本放送協会|NHKの場合、基幹局の末尾は総合放送(ラジオ第一・総合テレビ・FMラジオ)の場合K、教育放送(ラジオ第二・教育テレビ)はBが割り振られることが多い。(その他の例はNHKの項に掲載している)民間放送の親局の場合、中波ラジオ・テレビ併営、または中波ラジオ単独の場合は末尾にRかFが割り振られ、テレビ単独の場合はXやH、Iなど、FMラジオ単独はUやV、Wが割り振られることが多い。(札幌テレビ放送はテレビが先に開局したのでコールサインが分かれている。(札幌TV・JOKX-TV/R・JOWFなど)放送大学は独自のコールサイン(JOUD-TV,JOUD-FM)を所有している。この他にも一部で例外あり)また、イベントでの期間限定のFM放送(イベント放送局)の場合は、
(数字の意味は#コミュニティ放送|コミュニティ放送参照)という呼出符号が割り振られる。(過去のイベント放送局では"JO*Z-FM"(*=アルファベット1文字)という呼出符号が割り振られていたが、1995年頃から"JOYZ"で始まるものに変わった模様)(例)
その他、実験放送を目的とした呼出符号が採用された例もある。この場合、JOの後に数字+アルファベットが採用された。(その代表例)
東京 - JO2W
大阪 - JO4W
第1 - JO2A-BS-TV
第2 - JO2B-BS-TV
※1985年のつくば科学万博のイベント情報ラジオ局。開催期間中、中波855kHz、出力1kWで放送されていたが、当時イベント放送局の規定がなく、実験局扱いで開設された。
※1987年の天王寺博覧会のイベント情報ラジオ局。この時も放送試験局扱いで開設された。超短波89.1MHz。最初の正式なイベントFM局は1989年のアジア太平洋博覧会(福岡県福岡市)からである。
この呼出符号の数字は地域別となっており、各地の電気通信管理局(当時)の識別に使用されていた。
短波放送
日本において、国内向けに短波放送を行う放送局は日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)のみであり、以下の呼出符号が割り当てられている。
コミュニティ放送
"JOZZ"+アラビア数字1文字+アルファベット2文字+"-FM"
例
:1 北海道
:2 東北
:3 関東
:4 信越
:5 北陸
:6 東海
:7 近畿
:8 中国
:9 四国
:0 (''φ'') 九州・沖縄(0ゼロとOオーを区別するために、斜線を入れる習慣がある)
VICS
VICSは財団法人道路交通情報通信システムセンターによる道路交通情報提供サービス。NHK-FMの放送される電波に重畳して放送されている。"JOVS-FCM"+数字
例
:(なし) 東京
:2 横浜
:3 さいたま
:4 千葉
:5 大阪
:6 名古屋
:7 京都
:8 長野
:9 神戸
:10 福岡
:11 広島
:12 仙台
:13 札幌
:13-2 旭川
:13-3 函館
:13-4 室蘭
:13-5 釧路
:13-6 帯広
:13-7 北見
:14 静岡
:15 福島
:16 前橋
:17 岡山
:18 沖縄
:19 宮崎
:20 岐阜
:21 津
:22 山口
:23 水戸
:24 和歌山
:25 大津
:26 奈良
:27 宇都宮
:28 甲府
:29 新潟
:30 金沢
:31 大分
:32 熊本
:33 佐賀
:34 長崎
:35 高松
:36 松山
:37 鹿児島
:38 徳島
:39 高知
:40 福井
:41 富山
:42 山形
:43 秋田
:44 盛岡
:45 青森
:46 鳥取
:47 松江
放送衛星局
BSアナログ放送
BSデジタル放送
BSデジタル放送は受託放送事業者である放送衛星システムに以下の呼出符号が割り当てられている。
東経110度CS放送
東経110度CS放送は受託放送事業者である宇宙通信とジェイサットの2社に呼出符号が割り当てられている。宇宙通信
東経124度CS放送
東経124度CS放送はSKY PerfecTV!のスカイサービス。受託放送事業者であるジェイサットに割り当てられている。
東経128度CS放送
東経128度CS放送はSKY PerfecTV!のパーフェクTV!サービス。受託放送事業者であるジェイサットに割り当てられている。
アマチュア無線|アマチュア局
一般的には、アルファベットまたは数字2文字+管轄の総合通信局をあらわす数字"0"〜"9"+アルファベット2〜3文字である。例:JA1GY、8J1RL、JR3AAAなど先頭のアルファベットまたは数字2文字は、日本では"J"+"A"〜"S"、"7"+"J"〜"N"、"8"+"J"〜"N"が1947年〜1959年に割り当てられた。7Jは在日外国人局に、8で始まるものは日本アマチュア無線連盟|アマチュア無線連盟直轄の特別局に割り当てられる。ただし、JBとJCは、火星のアマチュア局用のために欠番となっており、JDは小笠原諸島のみJD1として割り当てられている。1912年から大国には1文字が割り当てられていた(日本は"J")。1959年から戦勝国には引き続き1文字が割り当てられたが、ドイツと日本は敗戦国として現在の2文字に変更された(イタリアが枢軸側だったにも拘らず"I"一文字を許されたのは、期限通りに降伏させた米英の差し金だったという。)この最初の数字で終わるアルファベットまたは数字3文字の部分を「プリフィックス」と呼ぶ。プリフィックスにより、アマチュア局の国籍、地域、資格などが解る。ただし、日本の場合は、資格とプリフィックスの関連性はない。また、海外には、2文字または4文字のプリフィックスも存在する。後のアルファベット2〜3文字は「サフィックス」と呼ばれる。戦後再開されたアマチュア無線初期(1952年前後)に開局した個人局では、2文字のサフィックスが割り振られたが、2文字のサフィックスが払底すると、3文字のサフィックスに移行している。"Y","Z"で始まる3文字のサフィックスのものは社団局(クラブ局)に割り当てられる。ただし、Q符号やSOSなどの、各種の通信符号にも使われる事がある3文字は原則として欠番となっている。また、海外では、サフィックスの文字数、最初の文字と資格を関連づけているケースが多い。しかし日本ではプリフィックス同様、サフィックスも資格と関連性がない。なお、イベントに関連した特別な記念局では、数字だけ(例:8J2000/8M2000/8N2000(2000年記念局))、アルファベット1文字(例:8J1A/8J1C/8M1C/8N1C/8J2C/8J3C/8N3C/8J6C/8J7C/8J8C/8J0C(2002 FIFAワールドカップ|2002年FIFAワールドカップ記念局))の割り当ても存在する。さらに、2004年からは、サフィックス4文字も記念局に割り当てられるようになった(例:8J4ARDF)。
また、先年のWRC会議で記念局に対しては5文字のサフィックスも割り当てられるよう
になった。(例:81NSSAIなど)。関東総合通信局管内ではコールサインが払底し、ついに無線局免許状の未更新(更新手続き失念や開設者の物故など)による期限切れのコールサイン(JA1*から)が再使用されるようになった。次いで、近畿、東海、九州総合通信局管内でも同様の措置が取られている。プリフィックスの最後の数字は、本来は管轄の総合通信局を表わすものだが、関東ではアマチュア無線局の数が多く、それでも割り当てられるコールサインが枯渇したため、現在では関東以外の総合通信局のもの(2〜4)も先頭が7K〜7Nで始まる場合に限り発行している。
また、在日外国人がアマチュア無線局を開設した場合のコールサインは、プリフィックスの最後の数字が管轄の総合通信局となる。
管轄の総合通信局を表わす数字は以下の通りである。
: 1 : 関東(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木、山梨)
: 2 : 東海(愛知、静岡、岐阜、三重)
: 3 : 近畿(滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山)
: 4 : 中国(岡山、鳥取、広島、島根、山口)
: 5 : 四国(徳島、香川、高知、愛媛)
: 6 : 九州(福岡、佐賀、長崎、宮崎、大分、熊本、鹿児島、沖縄(沖縄はJR6、JS6のみ))
: 7 : 東北(青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島)
: 8 : 北海道
: 9 : 北陸(福井、石川、富山)
: 0 (φ): 信越(新潟、長野)(0ゼロとOオーを区別するために、斜線を入れる習慣がある)
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