<空中線の知識>
2007/11/22 日記<空中線>
空中線
空中線(くうちゅうせん)は、高周波電流を電波(電磁波)として空間に放射(送信)、あるいは逆に空間の電波(電磁波)を高周波電流へ相互に変換(受信)する機器のことである。一般に、英語で空中線を意味するアンテナ(antenna:昆虫などの触角の意)と呼ばれる。
空中線の種類
電波の周波数による分類|電波の周波数や用途により、大きさも形状も異なる。
形状による分類
線状アンテナ
甲府の中波送信所)*ダイポールアンテナ逆V型アンテナ
U型アドコックアンテナ
エクスパンディッド・クワッド
スクエアローアンテナ
折返しダイポールアンテナ
広帯域ダイポールアンテナ
GIP八木
パラスタックアンテナ
ツェップアンテナ(エンドフェッドアンテナ)
ウインドム・アンテナ
G5RV
ロンビックアンテナ
スケルトン・スロット
双ループアンテナ
(キュビカル)クワッドアンテナ
5Aスペシャルアンテナ
DDRR(Directional Discontinuity Ring Radiator)
HB9CV
フェイズドアレイアンテナ
アダプティブアレイアンテナ
Lazy-Hアンテナ
バードケージアンテナ
ツイギー・ビーム
8JKビーム・アンテナ(フラットトップアンテナ)
モノポールアンテナ
5/8λアンテナ
ブラウンアンテナ(グラウンドプレーンアンテナ)
スリーブアンテナ
コーリニヤアレイアンテナ|コーリニヤ(コーリニア、コリニア)アレイアンテナ
ヘリカルアンテナ
バイコニカルアンテナ
1/2λアンテナ
J型アンテナ
スリムジムアンテナ
広帯域ビームアンテナ
ターンスタイルアンテナ
スーパーゲインアンテナ
EWEアンテナ
平面アンテナ
立体アンテナ
進行波アンテナ
EHアンテナ
磁界アンテナ
誘電体アンテナ
その他
給電方式
空中線と給電線とを接続する点を給電点という。給電点の電流と電圧の関係により、次のように分類できる。
:給電点において電流が最大で電圧が最小となる給電方式。例) 1/2波長ダイポール・アンテナ
:給電点において電圧が最大で電流が最小となる給電方式。例) 1波長ダイポール・アンテナ
接地
接地(アース)を必要とするアンテナでは、地|大地に直接接続して接地するのが基本である。ただし、この場合アンテナの地上高は0mになる。地上高を高くするために、大地の代わりに1/4波長程度のラジアルを水平に張ることで、電気的に接地型アンテナと同じにできる。また、砂地や岩の多い大地では十分に接地抵抗を低くできない。そこで大地に浅く導線を埋設することがある。これをカウンターポイズ(counterpoise)と言い、大地との間にコンデンサを形成させることで、高周波的に接地と同じ効果を狙ったものである。
利得
指向性を持つアンテナにおいては、放射が最大となる放射角におけるエネルギーの強さをアンテナの利得 (電気工学)|利得(ゲイン)としてデシベル(dB)で表す。表記には2通りあり、半波長ダイポールアンテナを基準とするdBまたはdBd表記と、全ての方向に均等に電波を放射する仮想的な等方向性(アイソトロピック)アンテナを基準とするdBi表記がある。dBi表記はdBd表記より2.14dB大きな値となるため、利得の比較には注意が必要である。
指向性
電波の放射方向と放射強度との関係を指向性という。指向性は放射角と放射強度の関係をレーダーチャートにした図で表される。ダイポールアンテナは2つの円を並べた『8の字特性』、ブラウンアンテナ(垂直面内)は2つの半円を並べた特性となる。ブラウンアンテナ(水平面内)のように特定の面では360°均等に電波が放射される無指向性のアンテナもある。利得の大きなアンテナほど指向性は鋭く、特定の方向へ強く電波を放射する。指向性は高周波電流を電波に変換する場合(送信)とも、電波を高周波電流に変換する場合(受信)でも同じ特性となる。八木・宇田アンテナなど鋭い指向性を持つアンテナでは、放射が最大となる方向(メインローブ)と逆方向の利得(F/B比)や、それに直交する方向(サイドローブ)の利得(F/S比)も性能を示す重要な指標である。
関連項目
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外部リンク
八木アンテナ株式会社
マスプロ電工株式会社
DXアンテナ株式会社
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